2008年版 中堅・中小企業のPCサーバソリューション白書
発刊日:2008年12月05日 体裁:ハードコピー版(A4判50P) CD版(Word、Excel形式)
価格:95,000円(税込み99,750円)
全国民間企業1140社への詳細調査実施。調査分析期間:2007年1月から5月。
中堅・中小企業を攻略する基本マーケティングレポート
「08年版 中堅・中小企業PCサーバソリューション白書」の発刊
- [ポイント1] 2009年以降のラック型とブレードの成長率はほぼ同じ値に
- [ポイント2] 仮想化活用は4ソケット以上のラック型に今後注目が集まる
- [ポイント3] ブレードの本格普及はLAN及びストレージとの接続性がカギ
「サーバ統合」時代を見据えた中堅・中小企業のサーバ選択・導入を提言。「ベンダ」「販社・SIer」「ユーザ」の詳細調査に基づいて分析した、初の中堅・中小企業向けサーバソリューション白書。「ブレード」や「仮想化」といった新技術が混在する中で、中堅・中小企業におけるサーバ市場の方向性を示唆する唯一無二のレポート。
-今、中堅・中小企業に求められるサーバ導入・活用戦略とは?-
昨今、中堅・中小企業においては社内に散在するPCサーバの運用管理が大きな負担となっている。社内に分散し、管理が行き届いていない状態のPCサーバ群は運用ミスによる業務停止や情報漏洩などの更なる リスクも内包している。それを打開する解決策として、2008年に注目されたのが「サーバ統合」である。「サーバ統合」と歩調を合わせる形で、効率的にサーバを集約することのできる「ブレード」や、一つの サーバ筐体上で複数のOSやアプリケーションを稼動させることのできる「仮想化技術」が中堅・中小企業 にも徐々に浸透しつつある。まさに中堅・中小企業のPCサーバ活用は新しい局面へシフトしつつある段階 といえる。「08年版 中堅・中小企業PCサーバソリューション白書」はそうした状況の中、的確かつ迅速な PCサーバの導入・活用を目指す中堅・中小企業の情報システム担当者、それらを提供するベンダ・販社・ SIerといったPCサーバに関わる全ての方にとって有益な調査データや技術情報を網羅したホワイトペーパ である。
-2009年以降のラック型とブレードの成長率はほぼ同じ値に
ラック型とブレードは共にサーバ統合を実現するサーバ形状である。
CPUコア数と占有体積の比率に基づいた集積度という点ではブレードがラック型をやや上回っている。またユーザはブレードのメリットに自覚的であり、その特性を理解した上で選択している傾向が伺える。一方、中堅・中小企業のシステム構築を支えるSIerはラック型を主体としたインテグレーションを行っており、ブレードに対しては静観の構えを見せている。今後サーバ統合の対象が業務アプリケーションへ進むにつれ、SIerが関わる場面が増えてくる。そのため2009年以降はブレードの成長率はやや落ち着きを見せ、ラック型とほぼ同等レベルとなり、ラック型とブレードがサーバ統合を担うサーバ形状の両輪を形成する状況になると予想される。
-仮想化活用は4ソケット以上のラック型に今後注目が集まる
現時点で仮想化を実現するサーバ形状としてはブレードに注目が集まっている。しかし仮想化
の本格的な普及はまだこれからであり、サーバやストレージに既に投資を行っている中堅企業での仮想化活用はこれからが本番である。そうした際に重要になるのは異種ベンダ混在型の環境や、ストレージがNASやSANなどにより
ある程度混在された環境における仮想化活用だ。
そうしたケースではラック型でのシステム構築
が有利なケースもあり、大手ベンダは相次いで仮想化運用を考慮した4ソケット以上、16コアを超えるラック型サーバを投入してきている。2009年以降はこうしたラック型による仮想化活用が普及していくものと予想される。
-ブレードの本格普及はLAN及びストレージとの接続性がカギ
中堅・中小企業におけるブレード普及の黎明期といえる2008年はストレージも含めた統合型のブレードが市場を牽引してきた。今後は中堅・中小企業のデータ容量増加に伴いストレージへのニーズがますます高まっていく。そうした際に重要になるのが、iSCSIのような
外部ストレージへのブレードの接続性である。大手ベンダはいずれもLAN設定を容易に行えるGUIベースのツールやSANの導入を簡易化するブレード内臓スイッチなどを投入してきている。これまでエンクロージャ内で全てを完結させてきたブレードだが、今後はLANやストレージと
いった周辺機器との接続性が重要なポイントに
なってくると予想される。

